二 具体的な動物調査の事例
自然環境保全にとっては、住民の自然への関心が必要である。そのために、小・中・高・大学生、一般社会人、行政の職員で実践できる調査の事例を、今回の動物調査から考察して、その一部を提示させていただいた。
◎各種生態系の把握と保全の構築について
◎ムササビの生息状況と保全の工夫
◎カヤネズミの分布状況
◎キツネの巣穴の分布
◎松延池に訪れる野鳥の調査
◎笠堤に訪れるカモの種類と飛来数の推移
◎準絶滅危惧オシドリが飛来するため池
◎絶滅危惧T類クロツラヘラサギの飛来状況
◎ツバメの巣数の調査
◎ヘビ類の分布状況
◎トノサマガエルの分布(山麓・平野部)
◎草場川の上流域・中流域・下流域の魚類の調査
◎ドジョウが住める環境の工夫
◎メダカの分布調査
◎川とため池に生息するタナゴ類とモロコ類の調査
◎ゲンジボタルの保全活動
◎ヘイケボタルの生息地調査と保全活動
◎ヒメボタルの生息分布の調査
◎細牟田新・旧池のトンボの調査と環境保全の工夫
◎花に集まる昆虫(ノアザミ 菜の花 ヒメジョオン クリ その他季節の花)
◎ゲンゴロウ類とガムシ類の生息状況
◎タニシの生息調査(ため池 水路 川)オオタニシ マルタニシ ヒメタニシ
◎水田の「生きた化石」の生息調査(カブトエビ ホウネンエビ カイエビ)
◎水路に多くの種類の生物が生息できる工夫