標高844mの釈迦ケ岳の山頂周辺部に、アカマツ、ネジキ、コバノミツバツツジが目立ち、20数種類ほどの植物が生育しています。山頂より南東に下りる尾根は山頂の植物と類似しています。
斜面の大部分は比較的緩やかで、ツバキ・ハイノキ・コガクウツギが多くシロダモが点在して成長した自然林は少ない。
山頂より南西に降りる尾根は断崖と言ってもいいほどの急坂で、カヤ、ツガ、ヤブニッケイ。ヤマザクラなど豊かな原生林に覆われています。また、山頂の北側・南側の斜面も豊かな自然林となっています。
種子から油を取って蝋燭(ろうそく)の原料にしていました。葉の裏が白い。
木灰を染色用の媒染剤に使うのでこの名が。葉には枯斑点ができ、春花は芳香を放つ
若い枝は紫褐色をしているのが特徴,5月~7月白色の装飾花が咲きます。
榊の代わりに神事に使用されます。尾根から山頂に至るまで多く見受けられます。
果実に付いて残ったがく片が羽根つきの羽根に似ているのでこの名が。
日当たりの良い山地や丘陵に生育します。葉裏は粉白色をしています。落葉低木
名は幹がねじれるので。小枝は秋から赤色の漆塗りのように目立ちます。
山頂から南東斜面のがけに多く、部分的に落葉する紅葉が目立ちます。
山地の日当たりの良い尾根に生育します。樹皮からトリモチ、材はコマ、算盤の玉に。
この一帯に良く点在しています。巨木が急斜面のため倒木となって朽ちています。
この写真から、西尾根が急激な斜面であることが良くわかります。朽ちた巨木、原生林の様子です。
原生林の薄暗い中に鮮やかな赤色の果実が目に映える。有毒だが薬用。