大肥川を挟んで役場の対岸上方にあり、村内に唯一残されているボタヤマです。かつては、古城原にもあり、そのボタ山は雑木林の山へと成長を始めていましたが、今は造成されていろんな施設ができています。また、山ノ神近くにも残されていますが、ここは杷木区に位置します。役場向かいのボタ山は、山というより尾根を形成しています。その尾根にはヤブツバキが点在し、アカマツ、ハルニレ、クスノキ、ハゼノキ、コナラなどの樹木が多く、夏は一面ススキで覆われています。ボタ山の頂上にはぼんごねり(盆柿)があり、人の生活のにおいを感じますが、種を野鳥が運んできたのでしょう。ほか、ネムノキ、エノキ、ヤマザクラ、 アカメガシワ、メダラ、ノリウツギなどの樹木が尾根の斜面に混在しまた点在して生育しています。
ボタ山は役場の2階から見ると正面に位置しています。写真で見ると中央部までが細めの尾根状になっていて上方では急に幅が広くなっています。
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